バージョン 1.21.0 で以下の機能を追加しました。
現在は最新版として不具合を修正した1.21.1をリリースしました。

各機能の条件判定

  • 複数の条件を AND, OR で設定する機能を追加。

PDF出力

  • テーブル行の高さが1ページを超える場合の出力を調整
  • テーブルの出力途中でページが切り替わる場合の出力方法を調整

table タグに rowbreak属性を追加しました。
rowbreak属性値にtrueを指定すると、行の途中でページが切り替わる際に分割して出力されます。

フィールド属性

編集不可の設定を以下の2種類に調整いたしました。

  • 編集不可
      レコード編集画面で値が入力できなくなりますが、
      プログラムや他のプラグインなどでの値の変更は許可されます。
      (これまでのご利用で編集不可としていた設定はこちらが適用されます)
  • 変更不可
      レコード編集画面で値の入力とプログラムや他のプラグインなどでの値の変更も不可となります。

アイコンの変更

プラグインアイコンを以下のものに変更しました。

導入検証用プラグイン

プラグインIDを変更したプラグインイメージをリリースしました。
バージョン1.21.1 のイメージは以下のリンクからダウンロードしてください。
機能拡張スタンダードAll-IN 導入検証版 version 1.21.1

機能の内容は従来の通常版プラグインイメージと同じものですが、プラグインIDが異なるため違うプラグインとしてkintoneにインストールされます。
すでにプラグインを利用中のkintoneアプリがあるなど、新バージョンのインストールを慎重に行いたい場合にご利用ください。

  1. 検証版プラグインをインストールする
  2. 検証を行いたいアプリに検証版プラグインを追加する
  3. 通常版アプリの設定画面から設定をファイル保存する
  4. 検証版プラグインに設定ファイルを読み込む
  5. 通常版アプリを無効化する

ここまでの操作で、新バージョンをインストールした場合と同じ動作をするプラグインとして設定された状態になりますので、動作が確認できます。
確認が終わったら、

  1. 検証版プラグインを無効化する
  2. 通常版プラグインを有効化する
  3. 通常版プラグインの新バージョンをkintoneへインストールする

以上でバージョンアップが完了します。

不具合の修正

  • 拡張検索でレコード新規作成時に検索データが正しく作成できない場合がある不具合を修正
  • PDF出力でテーブルに意図しない空行が追加されてしまうことがある不具合に対応
     行の途中でページが切り替わる際に発生していた不具合のためrowbreak属性を設定することで回避できます
  • hotfixパッチ適用の仕組みを導入
     不具合の修正でバージョンアップインストールでの対応が必要なケースで、修正内容が軽微な場合についてはインストールを行わずに対応できるようになります
  • エラー出力内容の調整を行いました
  • そのほか軽微な修正を行いました

バージョン 1.21.0 で発生していた不具合の修正

  • 条件判定が正常に行われない不具合を修正
kintoneプラグイン『機能拡張スタンダード All-In』